保険天使のブログ

4月から「標準利率」引き下げ

  最近、新聞やネットのニュースで「○○生命 貯蓄保険の販売停止」「○月から一時払い終身保険料○%上げ」などの見出しを目にすることが多くあります。これは、生命保険会社が契約者に約束する運用利回り(予定利率)の基準である「標準利率」が引き下げられることによるものです。   長期金利の低下により運用利回りを確保しにくくなっていることから、現行の標準利率1%に対して…

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パンフレットよりタブレット?

保険会社や保険代理店でタブレットの活用がますます多くなっているようです。 ある記事によると、タブレットを導入したら「加入率が上がった」「契約金額が高くなった」という例もあるとのこと。 たしかに文字の多いパンフレットをめくりながら説明されるよりも、タブレットの動的コンテンツで説明される方が“なんとなく”そうなのかなと思ってしまうのかもしれません。でも、説明ツールが何であれ「この保険は自分にとって…

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保険を「確率論」で語ることはナンセンス(その1)

医療保険には入院給付金の「支払限度日数」というものがあります。1回の入院で「最長○日分まで入院給付金が支払われる」ということが決められているのです。支払限度日数は商品によって異なり、各保険会社が60日~240日くらいの範囲で決めていますが、これが長いほど当然保険料は高くなります。近年では支払限度日数を60日程度、つまり短めに設定している保険が多いようです。 支払限度日数を短めに設定する保…

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「結婚したら保険」が間違っているワケ(その1)

「結婚したということは守るべき家族ができたということ」だから「保険に入らなければならない」、これが保険を売る側の一般的な理屈です。しかし、ほんとうにそうでしょうか?「結婚」は保険を考えるうえでの重要な契機なのでしょうか? 「結婚=守るべき家族ができる」は、精神的あるいは法的な意味ではそのとおりでしょうが、経済的視点でみると話はかわります。いまどき、結婚したからといってすぐに専業主婦になる女性など…

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「ズルい!」と叫んだがん保険のCM

  最近、テレビを観ていて、思わず「ズルい!」と叫んでしまったCMがあります。某外資系保険会社のがん保険のCM。がんに罹患したことのある有名お笑い芸人に、人気タレントが「やっぱり、がん保険って必要?」とたずねると「めちゃめちゃ大事」としみじみ答える、といった内容です。   え~、そりゃないでしょ! これって禁じ手でしょ! なにしろ説得力ありすぎでしょ! がん経…

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