保険は人間の知恵と思いやりが生んだ最高の発明品です。
「保険」とは、たくさんの人がお金を出しあって、不幸な目にあってしまった人を助けるしくみです。自分や家族をまもりながら、会ったこともない「誰か」を同時にまもっているわけです。これこそ、人間の知恵と思いやりが生んだ最高の発明品といえるのではないでしょうか？
保険に入っていなかったことで起きる悲劇。
たとえば、小さな子どもがいる世帯主の方が、必要な保障を確保していない状態で「万一のこと」が起きてしまったらどうなるでしょうか？ その日から、のこされた家族の家計は厳しい状況になります。将来、子どもは進学の夢をあきらめなければならないかもしれません。これは家族にとって悲劇です。
もちろん「小さな子どもがいる」ということは、年齢的には比較的若い方が多いはずなので、亡くなる確率はきわめて低いものです。
〈20～49歳の方の1年間の死亡者数〉
45,696人（2011年／厚生労働省｢人口動態調査｣）
上記の数字を多いとみるか少ないとみるかは、人それぞれでしょうが、間違いなくいえるのは「どんな方にも可能性はある」ということです。「めったにないこと」ただし「可能性を否定できないこと」に備えるためにあるのが「保険」です。
家族だけではなく自分をまもる保険も。
保険の役割は「万一のときのこされた家族をまもること」だけではありません。病気やケガなど身体的な問題が生じたときに、経済的な負担を軽減することで、治療に専念できる環境を整えることができる保険もあります。つまり「自分をまもるための保険」です。自分の安心と家族の安心、両方を考えながらトータルな保険プランを考えていくことをおすすめします。
保険料は「安心」を手にするためのコスト。
よく「保険料を掛け捨てるのはムダ」とおっしゃる方がいますが、私たちは保険料を負担する代わりに「安心」という宝物を得ています。電気料金やガス料金などが「快適で便利な生活」を手にするためのコストであるのと同じように、保険料は「安心できる生活」を手にするためのコストなのです。もちろん、家計が立ち行かなくなるほどの保険料負担は避けるべきですが、ある程度の負担は安心して生きていくための費用として割り切るべきではないでしょうか。
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